自宅で亡くなると不審死?

義母をぎりぎりまで自宅でみたいと主治医に伝えたところ了解を得ました

でも私も主人も仕事をしていて義父だけで見ていた時あるいはヘルパーさんがきた時に何かあったら慌てふためくであろう

と言うことで声かけに反応が無かったりあんまり苦しそうなら救急車を呼ぶように義父やヘルパーさんに説明しました

でもガンの末期であり、蘇生処置をする事には意味がありません

人工呼吸も心臓マッサージも必要ないのです

心臓マッサージは結構強く圧迫するため肋骨が折れます

胸が凹んでしまうくらいです

なので主治医が救急隊に見せるようにその旨を書いてサイン捺印したものを渡してくれました

救急車を呼んだら救急隊に見せるように義父やヘルパーさんに説明しベッドに貼り付けました

ちなみに自宅で亡くなった場合警察が入ります

亡くなってから救急車を呼んだ場合ですね

不審死とされるんです

もちろん殺人事件とは違うのでおそらく聞き取りに来るくらいだとは思いますが

皆さんよくピンピンピコロリ(元気でいて突然死ぬ)がいいと言われますが

自宅で起きてこないから見に行ったら亡くなっていたなんて場合は警察がくるんです

自宅で家族に囲まれて亡くなり医師が「ご臨終です」と言う

なんていうテレビ的な場面には自宅でみてくれる訪問医師が必要になります

実際のところなかなか自宅訪問をしてくれる医師はいません

いても訪問料金が高かったりします

私の住む市内の話なのであるところにはあるのかもしれません

私の勤める病院でも訪問サービスはやっていませんでした

義母の場合、主治医に最期までみてもらう事を了承していたのであえて訪問医師は頼みませんでした

そうなると「ご臨終です」と言ってもらうには病院ヘ行く必要がある訳です

でも寝たきり状態の人が死にそうなのに自家用車ではとても行けません

病院ヘ行くためだけに救急車を呼ぶのです

義母の意識がはっきりしなくなった時(すでに虫の息でした)に救急車を呼びましたが

救急隊の方が義母の寝室に入りベッドから担架に移したときに呼吸がとまりました

救急隊の方には前述の紙を渡しましたが「一応心臓マッサージとAEDはさせてください」と言われました

おそらく遺体を病院ヘ運ぶと言うのは救急車には許されない事なんだと思います

そのため蘇生処置を試みたけれどもダメでしたと言う事が必要になるのだと思います

救急隊の方が主治医に連絡をとりながら(心臓マッサージ)「軽くでいいです」と言われていました

救急外来(ER)につくと主治医が待っていてくれました

義母はそのまま処置室に運ばれ心電図をつけ、波形はまっすぐの状態で家族が揃うのを待ちました

救急車に乗れるのは基本家族1人なので他の家族はあとから車で来ます

家族が揃ったところで主治医から臨終を告げられました

自宅で亡くなった事を皆さん幸せだったと言ってくれます

家族も良かったと思っています

でもなかなか世の中は昔のように自宅で亡くなる事を普通の事にはしてくれないものだと思いました