活字ほにゃららら 3

  

   鈍色の空

 編む目粗く すり抜けて軽い

 つき落とされた モノクロはらむ

 後ろひかれて おもむろに混ざり

 ぶつかり合える 薄墨払う

 汚れた水際 はだける四隅へ

 きっと誰か噛む夢のように

 吸いこむ肌 たきつけて甘く

 ささやきかける モノクロ飾る

 映した水際 かわせる四隅へ

 じっとすり替わる 合図を待つ

 てのひらに

 渇いた夜の灰 騒ぐ

 ほの白く 焦り溶かして

 さらけだし

 かけひきを包む あわい

 届いている 鈍色の空

 映した水際 はだける四隅へ

 そっとすり替わる 夢のように

 届けたい 

 渇いた夜の灰 洗い

 てのひらに焦り溶かして

 見つめている

 壊れかけたネジまわる

 埋めていく

 鈍色の空