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統計としての精度

確かに街中で見かけるホームレス然とした諸君は以前に比べて少なくなった様な印象があるし、老いた感もある。

だが、ホームレスの定義次第で人数が容易に操作できるのは待機児童問題を見ても明白だ。

新規路上生活者が見かけ上減り、路上生活者で無くなるものが減らなければ、経年老齢化は当然だ。

この調査には、ネットカフェ暮らしの諸君を含んでいようか。

時とともにホームレス諸君も暮らし方が変わろう。

継続性と言う観点からすれば、定義を安易に変えることは適切とは言えまい。

だが、定義が陳腐化していれば精度は低下する。

ホームレスがホームレスと呼ばれる前は、ルンペンとか、浮浪者とか、無宿者と呼ばれていただろう。

ねぐらも寺社の床下とか空き家や廃墟などと言う事もあろう。

今日のホームレス諸君の中に、そんなところで暮らす者は少なかろう。

つまり、そう言った場所のみを調査していれば、ホームレスはいなくなったと言う結論となろう。

果たしてこの調査、どれほどの精度をもつのだろうか

■ホームレスの平均年齢60歳超す 10年以上が3割

(朝日新聞デジタル - 04月05日 15:15)