6月3日 レ・ミゼラブル

日付がかわり、昨日(6月3日土曜日)12:00から帝国劇場にて、今期2回目のミュージカル「レ・ミゼラブル」を見てきました。

今回は初めてのS補助席での観劇。 最初座り心地が最悪かと思っていたが、意外とコツをつかむと楽に見られると判明。のこり2回も補助席なので何とか乗り切ろう。

と言う事で、今回は補助席で右側からの風景。前回とまったく逆で、同じ劇なのに全然違うのよね。でも何故か今日は最初の方に、世界観に入り込め無かったんですが、ちゃんと切ないところでは涙を流すと言う、まるでパブロフのzaka状態になっているのだが、後半は一気に世界に入り込めると言う不思議な感覚。

まぁ入り込めないときは、逆に冷静に舞台の装置や、普段目線が行かない部分の発見があって、それはそれで面白いのです。

そして後半、 やはり私の大好きな「恵みの雨」で一気に涙腺崩壊と共にレミゼスイッチが入り、後はいつも通りその世界に溶け込んでいけました。

そして、今回のカーテンコール、凄く会場の息が合って、心地よかった。

レミゼを見ると、そのあとの余韻が凄く、テンションのコントロールが利かなくなるのも欠点で、どのくらい制御が効かなくなるかというと、地下鉄の駅について、次の目的地までどう行くか路線図を見ても、2分ぐらい考えてしまうぐらい。

新演出でいろいろもやもやもあるが(全体的に前の演出に比べて曲をカットしすぎなんだよ)、それでもやはりレミゼは良いのです。

さて、また独断と偏見でプリンシパルキャスト別の感想です。

ジャン・バルジャン 役  吉原光夫さん

なんだろう、今回の吉原さんは、なんか違和感があるのよね。

つい、誇張しすぎるのかなぁ

むしろ前回違和感バリバリだった、ヤンさんの方が、今回すっきりする。

でも後半は自然と役に入るから不思議だったなぁ

あと、ファンテーヌが死んだ直後のジャベールとの対決が、前はジャベール、バルジャンと主張するところで音量が変わっていたのに、今回から同じなのはどうもねぇ

●ジャベール役 川口竜也さん

川口さんは前回同様、やはり安定して居る。

声量もあるし、声も行動も良い感じ。

安心して見ていられるタイプかな。

●ファンテーヌ役 知念里奈さん

知念さんも、年を重ねるごとに、良い感じになっていく。

ファンテーヌ役も板に付いてきたという感じ。

特に最後のバルジャンが死ぬシーンでは、リバーブがかかっているとは言え、あの透き通る声に、自然に涙が出るようになるから、良い演技と声なんだろうね。

コゼット、エポニーヌ とどれもそのときに合わせているから凄いよなぁ。

●エポニーヌ役 昆 夏美さん

昆さんも声も良いし、あと、声の強弱が凄くよく出て居て良い感じ。

私が好きな「恵みの雨」でもだんだんと声がか細くなっていくのは、昆さんが一番自然になっているかな。

独自に誇張する部分も、自然に入るから凄いのよね。

バルジャンの最後に死ぬシーンは、昆さんと知念さんのコンビが一番気に入っているかな。

●マリウス役 海宝直人さん

海宝さんのマリウスも良い感じ。

若い学生で、ちょっとだけ頼りないマリウスの感じが出ていて、安心して見られる。

カフェソングも良い感じだったし。

●コゼット役 生田絵梨花さん

最初に発表されたときは、乃木坂から?ともおったし、逆に何処までできるのか見て見たいと思い、鈴木ほのかさんのマダムテナルディエの次に気になっていた存在で・・・・

実際見て見ると、 演技は良い。 歌声もきれい、 声量もある。 ただ、数カ所、音の強弱がと思ってしまうところがあるかな。 そこまで声出さない方がと思う部分も。

でも、小学生の頃から、レミゼを見ていると言うだけあって、想像以上に良い感じでした。むしろ、乃木坂なんかにこもらずにもっと羽ばたけるぐらいに感じました。

生田さんの今後がすごく楽しみになってきました。

●テナルディエ役 駒田 一さん

もう、テナルディエと言えば最近では駒田さんと言って言いほどだと思う。

やはり、駒田さんのテナルディエは面白いのよね。

悪党なんだが憎めない、そんな部分がうまく出て居るのよね。

で、やはり、テナルディエは、役者ごとに一部台詞が違うのね。

あと、駒田さんが森公美子さん以外と組む姿を見るのは実は初めてで、マダムの組み方でも変わるんだといろいろ発見もありました。

●マダム・テナルディエ役 谷口ゆうなさん

正直、前半の部分は、悪役なのに憎めない部分が出て無くて、本当に怖いと言うイメージ丸出しだったが、後半では、その憎めない部分が一気に出て居る。

これはこれで、アリだと思いましたね。

森公美子さんは何回も見ているが、先週見た鈴木ほのかさんといい、谷口ゆうなさんといいマダムテナルディエは、良い役者がそろったという感じです。

それぞれの組み合わせが楽しみです。

●アンジョルラス役 相葉裕樹さん

何だろう、 アンジョにしては、声がきれいすぎるんだよね。

迫力がちょっとと言うか。 でも不思議な事に、アンジョの魂は伝わってくるのよね。

それだけに、もう少し、声がと思ってしまうのかな。

勝手な思い込みなんですがね。

アンジョは声に迫力が無いとね。

と今期2回目の観劇はこんな感じでした。

もう少しレミゼの世界に溶け込みたかったなぁ。

でも、一番気になっていたジャベールの自殺シーンの謎も今回解けたし。収穫は多かった、

あと、先にも書いたが、カーテンコールの拍手とかのタイミングが会場全体で合うと、本当に気持ちが良いのよね。

生田絵梨花さんも、想像以上に良い感じだったし。それだけに、自分の気分で溶け込みにくかったのが悔やまれる。

会場に15分前入りは世界に入り込めないね。最低でも30分前には、劇場に居たいなぁ

残り、たぶんあと2回だけ なので、残り二回は完全に入り込みたいなぁ