【けもフレ】3・4・5話感想

■3話 こうざん

無料の1話を除けば、たぶんニコ動公式『けもフレ』でいちばん再生回数の多いエピ?

トキ(金田朋子)とアルパカ・スリ(藤田ゆきよ)があまりにもよすぎて、

どうしてもその話をしたくなってしまうのですが、

とりあえず、そこはじゅうぶん語られてるので。

この回の見どころのひとつは、場面や視点の切り替えによる開放感の強調。

トキがかばんちゃんを連れて飛び立つシーンがあります。

重い荷物をかかえてちょっときつそうなトキと、

しだいに離れていく地面を見て不安になるかばんちゃんの、

声の演技が地味にいい(気をつけないとちょっと聞き分けづらい)。

視点が変わり、一気に加速します。上昇気流に乗ったという表現でしょう。

ここらへんから視界が開けます。

シリーズ屈指ともいえる開放感。

1話、2話、3話、と順々に見渡せる範囲が広くなっています。

(2話は狭いところから広いところに出るので、開放感がより強調されてます)

垂壁を回り込むように飛ぶカットもあり、ここもいい。

上昇気流で高度を稼いだあとは、山沿いにらせんをえがいて昇っているのでしょう。

見晴らしがいいといえば、ロープウェイの支柱の上でじゃぱりまんを食べるシーンもあるね。

ここは『柱とじゃぱりまん かばんちゃんver.』、特に

「しんはっけん」のところがいいですね。

後半、トキがアルパカをかかえて飛ぶところもカタルシスがある。

ソリューションの正体が明かされる場面でもあり、BGMの音量が大きくなります。

アルパカの声がそりゃあもう嬉しそうでねえ…。

ちょっとね、けしからんです、アルパカは。よすぎます。

それと、この回はかばんちゃんとサーバルがいったん別行動を取りますね。

シリーズ全体で見てもあまりない状況。

■4話 さばくちほー

スナネコとツチノコがよすぎます。

スナネコは

EDを歌っているみゆはん(コミュ症シンガーソングライターだそうで)が演じてるんだけど、

低体温な声が、キャラの大きな目と幸福なマリアージュ

動きも面白い。

サーバルのハイテンション、スナネコの優雅ながら移り気な印象、ゴロゴロ状態のライオン、

ネコ科のいろいろな側面を魅力的に表現してるんだよなあ。

ツチノコの、小林ゆう?なんですかこの人?

ふざけんなよって話。

1カットの中で、3種類ぐらい、まったく違う演技しやがる。

それも、台詞の途中いきなり、何の脈絡もなく切り替えてくるんですよ。

マジ意味わかんねえ。

おかしいって。

声だけ聞いたら絶対、近寄りたくない人ですよ。

アルパカとツチノコは、すべての台詞が中毒性を持ってる。

どうしてもかばんちゃんのソリューション、俗に言う叡智タイムが目立つんだけど、

各回ゲストのフレンズたちも、積極的にかばんちゃんとサーバルを助けてるんだよね。

道案内してくれたり、避難場所を提供したり、物や情報をくれたり…

かばんちゃんだけが一方的に「与える」立場ではないんですよね。

■5話 こはん

アメリカンビーバーとオグロプレーリードッグ

両方とも北米原産で、土木系技能を持ち、キャラは真逆という、

ものすごくまとまりのいいエピソード。

方向性もものづくり系で、すごく達成感がある。

この回はかばんちゃんのソリューションが2段階になってたり、

その内容が人間的というか社会人的(逆に動物みが薄くもあるが)だったり、

サーバルサーバルらしい励まし方で貢献してたり、

感情移入しやすいし、とても気持ちいい。

かばんソリューション、尺がかなり押し詰まった段階で発動するんですよね。

そのぶん、そこからの展開が異常に速く、非現実的なテンポなんだけど、

それまで難航していただけに心地よい感じです。

一度うまく転がり出しさえすれば、あとは嘘のようにとんとん拍子に進む

ってこともよくあるよね。

ビーバーは一人称が「俺っち」、語尾が「〜っす」の割に、心配性で自信のなさそうな声。

ガジガジやぶるるるるがかわいい。

プレーリーは「〜であります」系。カワウソやツチノコのせいで印象が薄くなりますが、

かなりのハイテンションキャラだね。

見た目の点でも、両者ギャップがあって面白い。